2023年5月22日(月) 19:00~21:00 白馬駅前藤屋食堂
コロナ禍を乗り越え、1年半ぶりに開催した百馬力集会!
ここでしか聞けない前説 vol.9。
これまで前説を務めていただいていた丸山俊郎さんが村長に就任しました!おめでとうございます!
今回は武藤慶太さんと佐藤弘さんによる前説で、コロナ禍の状況やサウナブームなど、楽しいトークで会場を盛り上げていただきました。
1年半ぶりの百馬力、みんなで楽しみましょう!
今回の司会は、モンスタークリフの佐藤さんとHair Studio sensesの品田さん。旧友の二人が友人の結婚式の二次会以来11年ぶりに司会を務めました!
中高生からシニアまで、初めての人から常連さんまで、白馬村内だけでなく東京やアメリカ(?)からの参加者も含めて、約100名にご参加いただきました!
会場を見渡すと、丸山村長の姿を発見!そして、長野朝日放送(abn)の中野希友未アナウンサーにもお越しいただきました、ありがとうございます!
白馬で生まれ育った人と移住者が出会ったり、行政と民間がつながったり、参加者が全部ジブンゴト化して一人ひとりの力を合わせることで、白馬の未来を少しだけ良くしていきたい!そんな想いで百馬力は立ち上がりました。
鎌倉とのつながりで生まれた百馬力の設立経緯やこれまでの集会やシンポジウムなどを振り返りながら、「百馬力とは何か」をお伝えしました。
「プレゼン→ブレスト→発表→仲間募集」という集会のフローも確認したところで、今夜も盛り上がっていきましょう!
2022年9月に白馬村に移住して、この短期間で白馬村内にショールームと倉庫を構え、白馬村の事業を構築しつつあるイノアックコーポレーションの煙山貴紀さん。
皆さん「イノアック」という会社をご存知ですか?怪しまれることもありますが、あと3年で創業100年を迎えるマニアックな会社です。(時間の関係で省略しましたが、詳細はINOACをご覧ください)
白馬に来て約8ヵ月、「カラーフォームHAKUBA」の名前やロゴは少しずつ知っていただいているかもしれませんが(白馬カーフォーラムさんと間違えられることもありましたが)、「寝具 PRO SHOP」としての認知度はまだまだ低い状況です...。
そこで、皆さんに「カラーフォームHAKUBA」が「寝具 PRO SHOP」であることを知ってもらえるための手段・方法を一緒に考えていただきたいです!
【応援案】
① パジャマで営業・接客する。
② 「白馬の夜はカラーフォーム」というキャッチコピーを全面に出す。
その他に、待っているだけでなくお店やイベントに出向く/レンタル・サブスクにする/ふるさと納税の返礼品にする/寝ている村男Ⅲ世の遊具を設置する/スノーピークやハクバウンスなどとコラボ/プロスリーパーをアンバサダーに任命する/ゲリラ昼寝/マットレススポーツ(マットレスダウンヒル)/早寝選手権/お布団アイドル(と寝られるショールームにする)/成人向け動画とコラボ/出張昼寝サービス/コ・スリーピングスペース等のアイデアが出されました。
小谷村で生まれ育ち、現在は白馬村でスポーツ推進委員を務めている前田千恵さん。
皆さん、村民運動会をご存知ですか?参加したことはありますか?
村民運動会は「老いも若きも一堂に集まってお互いの健在を喜びあう行事」、一言で表すと「お祭り、Party」です!
神城村と北城村が合併した翌年の昭和32年に第1回村民運動会が開催されましたが、時期も場所も別々の開催で、それ以来合同開催が議論され続けるも、全村民が一堂に会して運動会を行う日はなかなか訪れませんでした。
しかし平成8年、合併40周年を記念して、念願の合同開催が実現!現在はクロスカントリー競技場スノーハープで毎年9月の第1日曜日に開催されています。
綱引きやリレー、大玉送りなど一般的な種目の他に、高齢者の「腰伸ばし」(パン食い競争)や「白馬のボッカ」、「Mr.X」など珍種目も行われ、昭和50年代には人口の半分近く約3,000人が参加する村の一大行事となっていました。しかし、時代や社会の変化に伴い、近年は500人程度の参加者に留まっており、「村民が一堂に会する」とは言い難い状況が続いています。
そんな村民運動会、コロナ禍で3年間中止が続いていましたが、2023年9月3日(日)に4年ぶりに復活します!
そこで、村民が5,000人参加する世界一楽しい村民運動会を目指して、つい参加したくなる種目や参加せずにはいられない仕掛けのアイデアを募集します!
【応援案】(3グループに分かれたので3案)
① 村民運動会に参加することを「村民の仕事」に位置付ける。
② みんなが参加しやすい開催時期を検討して、告知方法も変える。
③ 腰のばしパン食い競争を復活させる。
その他に、現代風の競わない運動会/送迎バスを運行する/豪華ゲストを呼ぶ/アスリートによる本気種目を行う/キッチンカーやフリマに出店してもらう/フェスのような雰囲気にする/種目のアンケートをとる/全力で告知する/お酒を飲みながら楽しめるようにする/サウナ耐久競技/村男Ⅲ世づくり競争/eスポーツ/山菜宝探し/白馬豚競争+丸焼きで命の尊さを学ぶ/○×クイズで泥にダイブ/裏側で長距離マラソンを開催する/雪を確保して雪合戦をする/種目ごとにスポンサー企業と商品をつける等のアイデアが出されました。
東京出身でハワイでの生活経験もある白馬インターナショナルスクールのレイ・アイザックさん。
日々の暮らしの中で出てしまう生ゴミを利用してバイオガスを生成し、エネルギーとして利用できないか考えています。
試算では、6kgの生ゴミから166Lのバイオガスを生成することができ、カセットコンロで1時間弱の燃料になると考えられます。
例えば村内のカフェから使用済みのコーヒーの粉を集めるなど、捨てられて燃やされてしまうものからエネルギーを創ることができれば、環境にもお財布にも優しい循環が生まれます。
生ゴミをどのように入手して、どこでどうやってガスを生成するのが良いかアイデアを募集します!
【応援案】
① 村長に陳情して施設をつくる。
その他に、農家・家庭・飲食店・スキー場など業種ごとに量やコストを検討する等のアイデアが出されました。
兵庫県出身で白馬インターナショナルスクールに入学した山より海派な内田理智さん。
校舎を建てる予定の森林に棲む動物を観察・撮影してドキュメンタリー映像を創りたいと考えていますが、なかなか動物が現れてくれません...。
どうすれば動物たちに出会い、映像に収めることができるでしょうか。
解決策や詳しい人がいたら教えてほしいです!
【応援案】
① オープンチャットを開設してみんなに投稿してもらう。
② Google Mapに白馬村内の動物の目撃情報を入力していく。
その他に、専門家によるツアーを開催する/猟友会に聞く/動物園と連携する/動物を特定して定点カメラを設置する/人が近づかない環境をつくる/鳴き声を手掛かりにする/みんなに撮ってもらう等のアイデアが出されました。
白馬村で最も古くからある任意団体と言われている「白馬駅前振興会」から、さくら不動産の橋本旅人さん、JR白馬駅長(DJ駅長)の古畑幸信さん、和かふぇいちよしの内川志保さんが登場。
白馬駅前のロータリーには、バス停のわかりにくさや駐車スペースの少なさなど、いくつかの課題がありますが、関係者も多く面積も限られているため、すぐに解決できるのが難しいものが多い状況です。
そんな中でも、観光の玄関口である白馬駅をより良くするためにできそうなこととして、ロータリー中央のモニュメントのリニューアルを提案したいと思います。
白馬駅のロータリーには、昭和40年代に「ようこそおいで下さいました」と書かれた看板が設置され、多くの観光客を迎え入れてきました。
現在は「Welcome to HAKUBA」と書かれた緑色の看板がありますが、ニューヨーク近代美術館の「LOVE」や神戸メリケンパークの「BE KOBE」、上野駅や函館駅のオブジェのように、もう少しインパクトのあるモニュメントに替えられないでしょうか。
これからの社会を担うZ世代は、デジタルネイティブで自動車を持たず、SNSなどで情報を入手して旅行先を決め、情報発信力にも長けています。
日本で唯一の「氷河が見える駅」(になる予定)として、白馬駅前に相応しいモニュメントのアイデアを募集します!
【応援案】(3グループに分かれたので3案)
① シンボルツリーにバイオガスでランタンを灯して、夜でも安心できてみんなの心が明るくなるような駅前にする。
② 新しいものを創るだけでなく、既存のものを活かす視点でも考える。
③ スマートフォンを置くと氷河が撮れるズームレンズ付きの撮影台や万華鏡的な仕掛けを設置するなど、北アルプスの景観を楽しめるフォトジェニックなものをつくる。
その他に、フォトフレーム/聖闘士星矢の顔出しパネル/デザイン性の高いHAKUBA/他のスポットトと連携して巡りたくなる仕掛けにする/駅舎の2Fテラスや屋上を活用する/みんなでDIYでモニュメントをつくる等のアイデアが出されました。
第9回集会で白馬南小学校PTA会長として登場した柏原周平さん。白馬村スキー発祥の地であり現在でも学校の授業で使われている白馬南小学校裏山ゲレンデの維持管理費と、教室の断熱改修費用を確保するためにクラウドファンディングを実施して、多くの方からご支援いただきました。
その取り組みを長野県PTAで発表したところ、関東ブロックPTA研究大会でも発表の機会を得て、日本PTA全国協議会から表彰いただきました!
皆さんのご支援・ご協力に感謝申し上げます。
第1回定例会で「平昌五輪に出たい!」と想いを語ってくれたクロスカントリースキーヤーの大塚裕華さん。
その後、怪我にも見舞われながらも、百馬力で出された案の一つ「支援者と一緒にトレーニング」も開催して、五輪選考レースに出場しましたが、夢は叶いませんでした。
引退を考えましたが、地元白馬で全日本選手権が開催されることになり、もう1年だけ競技生活を続ける決断をしました。満足できる結果には至りませんでしたが、多くの方に応援いただいてレースを走りきり、引退を迎えました。
今年から地域に恩返しすべく白馬村消防団に入団。
さらに、百馬力の皆さんに感謝を込めて、沖縄で吸った(採った)もずく1kgを先着5名にプレゼント!皆さん、ありがとうございました!
第9回定例会でリユースカップを広めたいと語ってくれた武藤恵利花さん。高校2年生になりましたが、同じ想いで活動を継続しています。
シェアリング容器サービスを提供しているRe&Goに連絡し、白馬村でサービスを提供できないか相談してみましたが、容器の洗浄業者や利用者数の条件などから実現は難しいということに...。
スターバックスコーヒーでは脱プラの取り組みとして3月から店内用樹脂グラスが導入され、白馬村内のカフェでもマイカップ・マイボトル持参で割引を得られるカフェが多くあります。
皆さんもできるだけマイボトルを持ち歩きましょう!そして、カフェ関係でサーキュラーな取り組みに興味のある方がいましたら、一緒に何かやりましょう!
第0回百馬力で草本朋子さんが構想を語られてから7年余りの時を経て、遂に白馬インターナショナルスクールが開校しました!
現在、中学校1-2年生約20名がプロジェクト型学習を中心に学んでいます。
例えば、白馬を流れる水や川について調査したり、校舎をどのように整備するか考えたり、学校のルールを生徒同士で議論して決めたりしています。
2つの個人プロジェクトで協力者を募っています。
白馬で生まれ育った草本にこらさんは、音楽でみんなを幸せにするプロジェクトを構想中で、今後実施する予定のアンケートに協力してくれる方を募集しています。
東京出身でプログラミングが得意な高畠佑真さんは、子どもの学びにも利用できるスキル交換のプラットフォーム開発に向けてアンケートを行っています。ぜひご協力をお願いします!
先ほど南小PTAの進捗報告をしてくれた柏原周平さんが再び登場!
第8回集会でバーチャロンの熱い世界を語ってから4年間、コロナ禍を経て世の中はオンラインの方向に傾いていますが、だからこそオフラインで集まることの素晴らしさを感じられる場所が必要だという想いを抱き、「HAKUBA VIRTUALOFF CENTER(白馬バーチャロフセンター)」(H.V.O.C)の開設を目指しています!
え?知らなかった?皆さんバーチャロンの中心地である白馬に住んでいながら、アンテナが低すぎませんか?既にクラウドファンディングを実施して、アンテナの高い全国各地の人たちから1,500万円が集まっています。
しかし、建築費の高騰で事業費が足りないため、国の補助金を申請して採択されました!皆さんの税金を有効に使わせていただきます!
オーディエンスを中心としたeスポーツ施設で、カフェ&バーや最高の景色が楽しめるベランダを備えた「HAKUBA VERANDA OPEN CAFE」(H.V.O.C)。6月には再びクラウドファンディングを実施予定なので、アンテナ高めでお楽しみにお待ちください!
1分で伝え切るお知らせタイム!
Hakuba Jazzを主宰する角田一太さん。これまで3回にわたり白馬村でジャズイベントを開催してきましたが、今回は「HAKUBA ヤッホー!FESTIVAL」のアフターイベントとして5月27日(土)の17時からホワイトプラザで無料イベントを開催します!
白馬村の皆さんにも村外の皆さんにもお楽しみいただきたいので、お気軽にご来場ください!
コロナ禍で百馬力が開催できない期間が長く続く中、藤屋食堂/ニューフジヤの伊藤康介さんを中心に企画されたニューバリキ。
2021年11月から13回にわたり開催してきましたが、百馬力の復活とともに役割を終え、6月1日が最終回となります。
これまでご参加いただいた皆さんに感謝申し上げます!
ニューバリキ終了後も定期的に交流会は開催予定です。詳細は最終回のニューバリキでお知らせします!
大町建設事務所で白馬駅前の無電柱化事業を担当する山形隆さん。白馬駅前の交互通行で皆さんにご迷惑を掛けていますが、電柱のない美しい景観を次世代に残すため、もう少し辛抱してください。
無電柱化事業の認知度向上と地域活性化のために、今年もイベントを開催します!
6月には南小・北小の児童を対象にした見学会、8月15日には白馬駅前よさこい祭に併せて駅前スタンプラリーを開催予定です!出店希望者募集中、白馬駅ロータリーを使ってみんなでお祭りを楽しみましょう!
白馬バレーの観光の入口を地域の「人」で作るべく、村民カードが入った「村ガチャ」を運営しているモンスタークリフの佐藤敦俊さん。
白馬駅長が駅長室でコーヒーを淹れてくれるチケットなど、これまでに42村民・56特典のカードを提供し、月間約300回転、1ヵ月で150枚のチケットが使われ、「人と人との接点」を生み出しています。
毎月1日を「村ガチャの日」として、村民カードをアップデートしています。
村民カード(特典)として村ガチャに協力してくれる方がいらっしゃいましたらご連絡ください!
初めて参加しましたが、みなさんの熱量に圧倒されました。すべてのプロジェクトのこれからが楽しみだし、次回自分もプレゼンしたくなりました!
1年半ぶりの百馬力集会。
ご参加いただいたみなさんには百馬力らしい熱く面白い場を楽しんでいただけたかと思います。
各プロジェクトの進捗情報や次回のお知らせは、Facebook/Twitter/Instagramなどでもお知らせしていきますので、フォローをお願いします。
懇親会は、KANOLLY Resorts内の「サンフェルモ」からローストビーフや生ハム、カレーなどをご提供いただき、本会の熱量そのままに尽きない会話をお楽しみいただきました。
次回の集会は、プレゼンターが揃い次第開催しますので、ネタをお持ちの方はお気軽にご連絡ください!
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!